マンションの建築費は坪単価でどの程度の水準か
2025年のマンション建築費は、分譲が坪129.4万円、賃貸が坪115.7万円で、分譲の方が約10万円高い。 分譲マンションの坪単価は東京が161.8万円で最も高く、千葉・北海道・埼玉が続く一方、鳥取や福井は70万円台と地域差が大きい。分譲は2012年以降7年連続で上昇し、13年間で約119%増加した。
賃貸マンションでは福島が201万円と突出して高く、石川・富山が続く。全国平均は115.7万円で8年連続の上昇となり、2011年比で約2倍に増加。
東京・大阪でも上昇傾向が続く。これらの統計は市場全体の傾向把握に有効だが、個別プロジェクトの精度には限界があるため、目的に応じた建築費の把握方法が重要とされる。
個人的に、少子化と団塊ジュニアの高齢化が重なる20年後には郊外を中心に空き家が急増し、地域衰退やインフラ維持の困難が進む。 都市部では単身高齢者が増え、見守りや医療連携が必要な住宅が不足する。 一方で少子化によりファミリー向け住宅は余り、住宅価格は都市と郊外で二極化し、築古マンションでは修繕や建て替えが難しくなるのではないかと考える。

