作業員の負荷軽減 技術実装へロードマップ

国土交通省は、建設作業員の身体的負荷を軽減するため、パワーアシストスーツ(PAS)、視覚拡張(XR)、ドローン(UAV)の三つの技術について、現場実装に向けたロードマップをまとめた。PASは、工場等の作業での負担軽減技術として、製造、物流分野で活用が進んでいる。XRは、作業員が専用のゴーグルを装着すると、実現場の画像に作業手順が映し出されるような視覚の補助技術などの導入を想定する。若手技術者に不足している経験や技能を補うことができる。ドローンについては、長時間飛行が可能な機体を実用化することで、災害時の現場確認や平時の巡視活動に役立てることができる。時間外労働の上限規制が建設業にも適用される24年4月を控え、XR、UAVの活用に関する調査・検討も行うこととした。

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作業員の負荷軽減 技術実装へロードマップ|建設ニュース 入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社 (kentsu.co.jp)