「垂直の遊び場」 垂直型木造幼稚園

各階を滑り台で移動する幼稚園が誕生

ドイツのミュンヘン工科大学キャンパス内にほぼ全面が木材で建設されたこの建物は、5階建てで1,540m²の広さを誇り、60人の子供を受け入れることができる。敷地はメインキャンパスとカフェテリアの間に挟まれた旧駐車場である。
設計の核心となるのは、垂直に広がる遊び場である。各階を滑り台が結び、下の階へ移動すること自体が遊びへの誘いとなる。また、保育室の周囲に部屋を設け、防音壁の役割を果たすことにより、道路の騒音問題も解消される。
さらに最上階には、部分的に屋根が付いた屋上テラスがあり、子供たちはそこで風や日差しを感じながら走り回り、まちの景色を眺めることができる。
最も制約の厳しい都市の敷地であっても、建築は子供たちの体験を最優先にできるということを証明している。

参考記事
ケレ・アーキテクチャがドイツのミュンヘン工科大学内に手がけた、 「垂直の遊び場」としての木造幼稚園〈Kinderoase an der TUM〉 - TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア