「い草のある生活」を世界の日常へ
地球規模でのサステナブルを追求、い草の未来を世界へ
伝統素材「い草」が持つ空気清浄機能、調湿性、自然の香りといった特性は、現代社会の課題に寄り添う力を持っている。その力を、日本国内に留めるのではなく世界中の人々にとっての“新たな日常の一部”として位置づけたいと日本の家具メーカーADAL
は考えている。日本でのい草産業を守ると同時に、世界の生活者とい草の価値を共有していく。製造の在り方も柔軟に進化させながら、ローカルとグローバルの架け橋、い草の未来をつなぐブランドとして挑戦を続いていく考えだ。
2024、25年に世界最大級のデザイン見本市「ミラノサローネ」で現代的なデザインを融合させたコレクションを発表。「い草を、より深く、より現地へ」をテーマに掲げ、サステナブル素材を地域の暮らしに根付かせるためのデザインと運用提案を発信。
ヨーロッパのデザイン関係者から大きな注目を集め、現地での認知と信頼構築に向けた確かな一歩となったようだ。