脱炭素社会へ、先人の知恵を再び。

研究段階から実用段階へ。製品化に向けて動き始めた竹筋コンクリート。

戦前から鉄筋コンクリートの代わりに仕様されてきた竹筋コンクリート。放置竹林問題や脱炭素等、環境問題解決へと繋がるものとして再び注目を浴びています。「竹筋(ちっきん)コンクリート協議会」(福島県郡山市)が、産学民で連携して竹筋の実用性を研究、実用段階へ検証を重ねています。竹筋コンクリートの製品化で目指すのは、道路の側溝やふたなどコンクリート二次製品への展開。福島県内ではすでに、それらの耐久性試験に取り組んでいます。協議会は今後、竹筋コンクリートでビジネスを展開する事業者の集まりである「工業会」に移行させる予定です。

参考記事
脱炭素社会へ、先人の知恵を再び。竹筋コンクリートの可能性を見極める【建設業の未来インタビュー⑰ 前編】|インタビュー|建設現場の今とその先へ-アクティオ RENSULTING MAGAZINE-レンサルティングマガジン-