世界最大の「西陣織建築」になる驚きの万博

パビリオン、外壁全面を覆う膜工事に着手

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)建築の目玉となる西陣織を用いたパビリオンの膜工事に着手した。完成すれば、世界最大の「西陣織建築」になる。民間企業と大学の産学連携による共同出展パビリオンも国内初の試みだ。このパビリオンは未来と伝統の融合、そして持続、循環、継承、進化を象徴する「サステナブル・メビウス」をテーマにした外観デザインが特徴である。メビウスの輪を想起させる3次元構造物の外壁全面に、西陣織をまとわせた建築になる。西陣織で覆う外壁の表面積は、約3500m2に達する予定だ。
西陣織は日本の高品質で繊細な伝統的工芸品として世界にもその名を知られる高級絹織物だ。その西陣織を「着る」パビリオンは大きさだけでなく、日本らしさという意味でも大阪・関西万博の目玉になり得る。

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世界最大の「西陣織建築」になる驚きの万博パビリオン、外壁全面を覆う膜工事に着手 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)