1級建築士「学科試験」のデジタル化試行
2010人対象に26年3月実施
建築士試験のデジタル化に向けた動きが本格化し始めた。
建築技術教育普及センター(東京・千代田)は、1級建築士試験の「学科試験」を、専用アプリから回答するデジタル形式で試行する。試行試験は、2026年3月15日と同月22日の2日間、全国7都市で実施予定だ。対象は1級建築士の資格を持つ人や取得を目指す人で、定員は両日合わせて2010人。
参加者の募集は26年1月6日から始める。試験は採点するが、合否判定は実施しない。受験者はノートパソコンを用意し、事前に専用アプリをダウンロードする。試験当日は指定の会場において、オフライン環境で試験に回答。終了後に答案をアップロードする流れとなる。試行試験の実施は日本情報産業(東京・渋谷)が担う。1級建築士試験の学科試験は4択問題で、学科1(計画)と学科2(環境・設備)が各20問、学科3(法規)と学科4(構造)が各30問、学科5(施工)が25問の計125問。試験時間は計6時間30分。試行試験では、出題形式や出題科目、出題数などを、25年の1級建築士試験に準拠した内容とする方針だ。

