首都高、ドローンが飛ぶ点検・補修最新技術
大橋ジャンクションで公開
首都高速道路の大橋ジャンクション(JCT、東京・目黒)内の補修基地で、高所作業車のバケットが上昇し、点検ドローンが滑るように飛んだ。「点検・補修デモ2025」の会場は、道路の保守点検技術を間近に体感できる実験室のようだった。
首都高速道路会社は、東急田園都市線・池尻大橋駅近くの大橋JCTで2025年10月10日、「首都高安全月間」の一環として最新の維持管理技術を公開した。次世代技術者の育成を目的に、先端技術を学生に紹介する恒例行事で、今回で16回目を迎える。
参加した学生からは「実際の技術を目の前で見て、維持管理の重要性を実感した」「将来のキャリアを考えるよいきっかけになった」との声が上がりました。
最新技術の導入により、高度な安全・安心を追求していく。学生には技術者を志すきっかけに、一般の方には維持管理への理解を深めてもらう機会となったとしています。

