“船の体育館” 解体か再生か。

世界が注目している香川県の名建築“船の体育館”と呼ばれる旧県立体育館がある。耐震性を理由に解体が予定されていますが、「解体」か「再生」か…。名建築をめぐり、様々な声があがっているのを御存知だろうか。まず、“アート県”として皆に知られる香川県。世界的な建築家・丹下健三が設計し、1964年に建てられた高松市にある旧県立体育館。特徴的な形から「船の体育館」と呼ばれ、長年香川県民に親しまれてきました。ですが、県は約10億円の公費をかけて解体を決定を視野に入れ、一方、民間団体は建物の保存を訴えている。こうした保存を願う声は世界からも来ており、アメリカの名門ハーバード大学大学院やニューヨーク近代美術館からも「香川県立体育館を失うことは、アイデンティティと経済的原動力を大きく損なうことになる」と述べている。こうした声からも香川県に対して、対話の場を設け、解体か再生かの判断を巡り、県民の皆さんが納得できる結論に結びついていくのかどうかが注目されている。

参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/64ebce90f101105ff9b4c5b53a0de0b7a58965b6?page=1