万博の大屋根リング

閉幕後も一部残し 周辺を市営公園に整備へ

 大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」について、万博の閉幕後も北東部分およそ200メートルを残したうえで、大阪市が周辺を市営公園として整備することで関係機関が合意しました。大阪・関西万博の「大屋根リング」をめぐっては、博覧会協会と大阪府・市、それに経済界などでつくる検討会が、閉幕後の活用について協議を進めてきました。
当初、リングの保存や管理を含めて会場の跡地を開発する民間の事業者を募集する計画でしたが、木材の傷みなどの調査に時間がかかることなどから、市が管理していく方針となりました。最終的に、保存するリングとその周辺のエリア、およそ3.3ヘクタールについては、大阪市が市営公園として整備し、管理していくことで関係者が合意しました。

参考記事
万博の大屋根リング 閉幕後も一部残し 周辺を市営公園に整備へ | NHKニュース