未来の建築は”変形”する!
レゴみたいな「組み替え自在の建物」
ドイツのブラウンシュヴァイク工科大学に、学生用の特殊なパビリオン(仮設の建築物)が建設されました。一見、普通の建物のように思えますが、実はすべてが正方形のモジュールの組み合わせで構成されていて、建物の構造を簡単に「拡張・移動・再構成」できる設計になっています。まるでパズルゲームのように、間取りを変化させることができ、変化し続ける学生たちの活動のニーズに対応することができます。この建物は、「建設されてからずっと同じ姿を保つ」のではなく、「いつでもフロアを再構成できる」ように作られています。またニーズに応じて拡張したり、移転させたりすることも、比較的簡単に行えます。例えば、勉強スペースや会議スペースとして細かく部屋を仕切ることもできれば、再構成して広い展示スペースを作り出すことも可能なのです。また建物を拡張することで、使用者の増加に対応することも可能です。
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