週休2日、地域建設会社に着実に浸透

 建設業技術者センターは、地域建設会社の時間外労働に関する報告書をまとめた。全国建設業協会(全建)傘下の4県の協会では、4週8休の達成がゼロと回答した割合が前年度から7・4ポイント低下し28・4%となった。技術者5人以下の会社でもゼロの割合が16・9ポイント減の47・2%となり、週休2日(4週8休)が地域建設会社にも「着実に浸透しつつある」と評価した。就業規則の休日が半数以上で4週8休や完全週休2日となっていたが、4週6休が20%以上存在した。長時間労働の是正は、作成書類を定型化する取り組みや電子小黒板の活用が目立った。大半の会社が週休2日制工事の受注を希望しているものの、「工期が見合っていない」という意見があり、適切な工期設定の働き掛けを提案した。

参考記事
週休2日、地域建設会社に着実に浸透/CE財団調査報告書 – 日刊建設工業新聞