日刊 建設工業新聞
4週8閉所指数、6月は5・57日
日本建設産業職員労働組合協議会は、2018年度から取り組んでいる「4週8閉所ステップアップ
運動」に関連し、6月の閉所状況を発表した。1カ月の総閉所数を作業所数で割った「平均閉所」と、
土日祝日の日数を考慮し月ごとに比較できるよう平均閉所を補正した「4週8閉所指数」はいずれも
5・57日。4週8閉所指数は前回(19年11月)の4・86日を上回った。加盟組合別にみると、
指数が最も高い組合と最も低い組合は2日閉所以上の差があり、日建協は「二極化の傾向がある」
としている。日建協は「閉所できる環境が整ってきている」と取り組みの成果を分析する。
ただ4閉所の作業所が最も多い点は「実質的に日曜日しか閉所できていないことになる」と指摘した。
多くの組合や企業で土曜閉所の取り組みが行われているものの、「二極化の傾向が見受けられる」
と現状に危機感を募らせている。
実際には施主側の要望で工期がない場合などが多く、実現が難しいことが多いと思われるため、
施工側だけではなく、施主側とも連携して4週8閉所を目指さない限り、本当の意味での実現は
難しいのではないかと思う。
このような記事がありましたので、ご紹介します。
参考記事
https://www.decn.co.jp/?p=115863
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