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2018年7月31日 建築ニュース 現場の熱中症対策 発注者にも理解広がる
 
現場の熱中症対策 発注者にも理解広がる

35度以上の猛暑日が相次ぐ中、各地の建設工事現場や災害復旧の現場では、連日と変わらない 急ピッチの作業が行われている。水分補給や休憩の確保を徹底。作業前に水分の吸収を促す経口補水液 の摂取を求めた現場もある。24日が起工式だった公共工事の現場では、 発注者が「命が一番大切。休憩を取って」と現場関係者をねぎらった。施工者からは工期の見直しを 求める声も挙がっている。
気象庁が「災害級」と指摘する暑さとあって、工期の在り方を問う意見も出てきた。
工期を順守しようと、作業の中止をためらう現場が少なからず存在する。日本建設業連合会(日建連)の 山内隆司会長は「安全に仕事をするための手を打てるだけ打ち、作業所、ゼネコン、協力会社がそれぞれ 努力してほしい」と注意を呼び掛ける。宮本洋一副会長は「熱中症を現場から出さない措置」の徹底を要望。
建設団体と「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を展開中の厚生労働省は、 「ちゅうちょせず医療機関を利用してほしい」と警鐘を鳴らしており、 夏季の働き方を巡る現場の対応が注目される。

このような記事がありましたので、ご紹介します。

参考記事
https://www.decn.co.jp/?p=101379