日経アーキテクチュア
湿気に負けない「透明断熱材」
産業技術総合研究所は、研究中の「透明断熱材」で、従来よりはっ水性を高めることができる
加工技術を開発した。エビやカニの殻から抽出する天然由来の原料「キトサン」を使った透明断熱材は、
これまで湿気や水分で縮むのが弱点だった。はっ水性を高めたことで、ガラスなど透明な開口部への
断熱材直張りが現実味を帯びてきた。
透明断熱材が実用化されれば、ガラスなど透明な部材に断熱材を付加することができるようになる。
産業技術総合研究所は今後、光の透過率をさらに高めて無色に近づけるとともに、
大型のテストピースによる断熱性評価などに取り組む。
このような記事がありましたので、ご紹介します。
参考記事
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/091901635/
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