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2017年8月17日 建築ニュース 京阪宇治駅が「美しい」理由
 
設計者に聞くと... 「宇治の『色気』を表現した」

「京阪宇治駅が建築好きを唸らせる建物だということは、もっと多くの人に知られるべき。
コンクリートと曲線という思わず食べてしまいたくなるようなあまりにも美しい食べ合わせである」。
ツイッターで、京阪電鉄・宇治駅の内部を撮影した写真がこんな文章とともに投稿され、反響を呼んでいる。
京阪宇治駅は、その優れたデザインが評価され、1996年に「グッドデザイン賞」を受賞した。
近代的な工業地帯と、風光明媚な風景が混在している コンクリート構造で、円形を基調として造られている。
京阪宇治駅のデザインと設計を担当した建築家の若林広幸氏に話を聞いた。
「現代的、近代的な工業地帯と、風光明媚な風景が混在しているので、 2つのものが融合している様を表現した建築にできないだろうか、と考えました」 さらに、「駅は本来、土地柄を表すもの」とも考えていた。
「土地柄のにじみ出ている駅が、随分と少なくなりました。新幹線の与えた影響は大きいと思います。
新幹線の駅って画一的でしょ。大量に同じものを作ることによってローコストに抑えるという、 近代主義の功罪ではないでしょうか」。このような記事がありましたので、ご紹介します。

参考記事
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0731/jtn_170731_7604443887.html