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  2016年5月2日 建築ニュース 低層建築をプレキャスト工法で。人材不足の解決なるか
 
低層建築をプレキャスト工法で。人材不足の解決なるか

拓南製鉄(那覇市)は、低層建築物のプレキャスト(PCa)工法による工期短縮に取り組む。オリジン建設(那覇市)などと共同で沖縄県沖縄市に共同住宅を建築して実証する。
通常工法に比べ工期を25%短縮する見込み。工法の県内普及を進め、建築人材不足への対応にもつなげる。
実証の共同住宅は4階建て22戸。壁やベランダもPCaで製作する。県内の建設会社や自治体などへ提案する。コンクリート成型用の型枠は他の物件でも使うことで納期を短縮しコストを下げる。
同工法は建築現場でのコンクリ打設が要らず作業や機材を減らせる。
一方で型枠のコストがかかるため、部材の標準化と大量生産が必要。
中高層建築に比べて低層建築は部材の使用量が少なく、同じ部材を使う建物を複数建てる必要がある。

このような記事がありましたので、ご紹介します。



参考記事
http://newswitch.jp/p/4146