YOMIURI ONLINE より
建設業界の人手不足
1990年代バブル崩壊、2008年のリーマンショックで民間についで公共工事も激減していた建設業界。
しかし2012年に安部政権が誕生し建設業界に追い風が吹き潮目が変わったという声が上がっている中2011年東北復興需要に加え2020年東京オリンピック誘致決定と建設業界は人手不足に悩まされている。
大学の建築学科や土木工学科を卒業した学生は国家公務員の次に地方公務員を志望と建設現場できつい仕事を行うイメージが強いゼネコンは避け、金融基金に就職する学生もいる。
この結果、現場で働く技術者は減少かつ高齢化し、団塊世代が定年退職を迎えた後は東京、神奈川、埼玉など自治体の中途採用は59歳まで受験資格があるのでベテラン技術者が転職していく可能性があると中堅ゼネコン幹部は危惧する。
対策として東京都は中途採用を毎年行っている。土木系を中心に建設関係の技術者採用を増やし若い世代だけではなく不足している年代の人員を補う形で採用をしている。
大手ゼネコンの中でも中途採用に積極的なのが大成建設だ。新卒採用も増やしているが戦力化するまでには4〜5年はかかるので多くの人材が必要になる。そこでキャリア採用を2014年から110人と拡大した。 人材不足の対応は様々。
この現状を考え将来を予測する事により数年後大きな実力差がつくかもしれない。
このような記事がありましたので、ご紹介します。
参考記事
http://toyokeizai.net/articles/-/33917
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