北海道建設新聞社
18年半ば水準に ウッドショックへの影響は不透明
木材価格の国際的な急騰「ウッドショック」の震源地とされる米国で、一転して価格暴落が起きている。
ナスダック先物市場では5月に史上最高値を付けてから2カ月強で約7割下落。
直近は2018年半ばの水準で推移している。長引くコロナ禍で住宅建築ブームが高まったものの、
資材コストの上がり過ぎで需要が陰り、これまで流入した投機マネーが離れている可能性がある。
商品先物は今後の相場上昇・下落の見込み次第で取引価格が大きく動き、
投機マネーが多く参入する。相場高騰の背景にあったのは米国の住宅着工増加だが、
5月の着工数が市場予想を下回ったこと、住宅ローンの申請件数が減少傾向にあることなどから
先高観が薄まった模様だ。
ただ材木の先物はここ数十年200―400j台で安定している時期が長く、今の500j台でも
依然水準は高い。米商務省は日本時間20日夜に6月の住宅着工件数などを発表する予定で、
この結果次第ではさらに価格が下がる可能性もある。
"今後の値動き、またそれが日本国内の「ウッドショック」にどう影響するか、不透明な情勢が続いている。
"
このような記事がありましたので、ご紹介します。
参考記事
https://e-kensin.net/news/138721.html
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