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公共建築物の木造化率が90%超え
国土交通省と農林水産省は2020年3月18日、公共建築物における木材の利用状況を取りまとめ、
2018年度に国が整備した低層の建築物の木造化率が90.6%になったことを明かした。
木材利用促進法の施行以降、最高の木造化率となった。
両省は2018年度に施行した木材の利用活発化に向けた取り組みについて、
「公共建築木造工事標準仕様書 2019年版」にCLTパネル工法を追加したことや
「木材利用推進研修」で地方公共団体職員の人材育成を強化したことなどを列挙。
さらに、予算要求段階から、木造化に該当する公共建築物について、木造化されているかの確認を
実施したことも挙げている。
両省は、木材利用促進法について、今後の需要が期待できる公共建築物にターゲットを絞って、
率先して木材の利用を推進。地方公共団体や民間事業者にも主体的な取り組みを促し、
住宅など一般建築物への波及効果を含め、木材全体の需要が拡大することを目指している。
このような記事がありましたので、ご紹介します。
参考記事
https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2003/24/news040.html
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