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2017年5月22日 建築ニュース 注目されるスギ「新建材」 林業再生へ活用広げたい
 
注目されるスギ「新建材」 林業再生へ活用広げたい

衰退の続いた林業に薄明かりが差し始めている。日本の森林は国土面積の3分の2を占め、 世界有数の豊富な資源がある。しかし、9割以上あった木材自給率は高度成長期の 輸入完全自由化で下がり続け、2002年は2割弱にまで落ち込んだ。
そこで、木材活用の切り札として主にスギを使った新建材・CLT(直交集成板)が注目されている。
木目が交差するように何層も板を重ねたパネルのことで、鉄骨より軽いのに、同等の強度がある。
工期も短縮でき、木のぬくもりもある。国土交通省は柱などに利用できるよう建築基準を改め、 3階建て以下の建築物は原則耐火材なしで簡単に使えるようにした。木材を多用する新国立競技場 でも天井にCLTが使われる見通しだ。
課題もある。国内のCLTは外国製より価格が高い。需要を増やし、生産効率を高めることが大切だ。
森林は生態系の維持や水質浄化など多くの恵みをもたらす。森林維持には「植えて、育て、使う」 サイクルを回し、安定した木材需要を作る必要がある。木材活用を後押しする方策を議論する 足がかりとしたい。

このような記事がありましたので、ご紹介します。

参考記事
https://mainichi.jp/articles/20170507/ddm/005/070/146000c